【失恋でニキビ?】失恋のストレスで起こる体調不良の原因と対策【暖房テントから旅行、引っ越しまで!】
30歳目前にして彼氏にふられてしまい、ニキビが爆発的にできて治らなくなりました。
ニキビだけではなく、身体のいろいろところに不調が現れるように。
この記事は、失恋した際の身体の反応やその乗り越え方について紹介します。
- 30歳目前!浮気発覚、ふられる…
- 失恋…次々に訪れた身体の不調
- 失恋による脳の状態
- 脳の回復を手助け!失恋に飲み込まれないための対策
- 部屋の模様替え
- 保温効果ありの室内テントでおしゃれな部屋に
- 読書
- 眠りにつくのが大変
- 旅行をする
- 引っ越す
失恋に飲み込まれてしまわないように、ギリギリのところで踏みとどまった私の体験を踏まえての紹介です。
30歳目前!浮気発覚、ふられる…
彼とは、私が東京で働いていたときに知り合いました。
途中で彼が仕事で地方に行ってしまったため、遠距離恋愛になってしまいました。
3年間の遠距離恋愛を乗り越え、私が彼のところに引っ越すかたちで
ようやく彼と同じ地域に暮らし始めた瞬間、彼の浮気が発覚。
2人でどうにか今後も一緒にいられる方法を探しましたが
私がどうしても彼の浮気を許せずに情緒不安定になり、
最終的にふられてしまいました。
失恋…次々に訪れた身体の不調
仕事はなんとか続けていましたが、落ち込めば落ち込むほど、なんとなく体調が優れません。
私の身体の不調を挙げました。
・ニキビ
・風邪をしょっちゅうひく
・体重減少
・ちっちゃな円形脱毛症
・入浴後の立ちくらみ
失恋による脳の状態
失恋した時の脳の状態は、近年いろいろな調査や研究から明らかになってきました。
MRIなどの技術が発展し、頭を開くことなく生きている人間の脳の構造や機能を画像で見ることができるようになったためです。
失恋は、脳にダメージを与えます。
失恋とは、つまり
別れ・喪失体験です。
いままでずっと一緒にいた彼が、いきなり赤の他人になる、自分の前から姿を消す…。
もはや、その人は自分の中で死んでしまったような状況です。
脳の話となると、ドーパミンという単語がよくでてきます。
ドーパミンとは、神経伝達物質で、快感や多幸感、意欲に関係しています。
恋人が近くにいた際に得ていたドーパミンが、別れによって急に失われるため
脳はびっくり、なんとか取り戻そうとします。
そのため、
やめた方がいいのはわかっているのに元彼に電話するのを止められなかったり
お酒で紛らわそうとしたり
彼との思い出に浸るのをやめられなかったり…
こうなると、もうコントロール不能。
それもこれも、急な環境の変化における
脳内の反応のせいだと言えます。
私は、精神疾患を抱える方々と仕事上関わることが多いのですが、自分の身にも起きている反応を
本当に中毒症状そのものだなぁと思いました…。
ドーパミンが減少すると、意欲の低下が起きる、鬱っぽくなることもあります。
また、ストレスを受けるとそのドーパミンが今度は増加することも明らかになってきています。
ドーパミンの濃度が高まると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが血液中に放出されます。
免疫力も落ち、ニキビをはじめとする私が体験したようなさまざまな身体症状が起こるのです。
そこで、私が実際に失恋を乗り越える過程で効果があった対策を紹介します。
脳の回復を手助け!失恋に飲み込まれないための対策
簡単にできるものから挙げていきます。
失恋が重度になればなるほど、最後に紹介する方法が有効です。
部屋の模様替え
彼との思い出を処分する
まず、彼との思い出の品はすべて処分することをおすすめします。
思い出の物を処分することが目的ではありません。
思い出の物を処分することによって、「本当に終わったんだ」と自分の中で理解するためです。
先ほど、失恋とは喪失体験と書きましたが
失恋ずばりの話ではないですが、
心理学の分野で喪失体験についてはよく
衝撃(パニック、強い不安、無気力)
↓
防衛(否認、抑圧、願望思考)
↓
承認(怒り、悲しみ)
↓
適応(現実を受け入れ、徐々に回復、不安減少)
という流れが示されています。(例はフィンクの危機モデル)
ある程度冷静に彼との思い出の物を処分しようとする段階では、
脳がなんとか元に戻れないかと勝手に妄想を始めます。
もしかしたらよりを戻せるかもしれないと考え、彼からの手紙をとっておこうという気持ちになることもありますが
よりを戻せる可能性があるからではなく、それは現実を受け入れられていないことがほとんどです。
泣きながらでもとにかく彼を連想させるものはできるだけ処分することをおすすめします。
片付いたあと、少しすっきりします。
アロマ加湿器
その後は、できるだけ自分の理想のお部屋にしましょう!
少しでも気分が上がるような、リラックスできる空間にします。
簡単にできるのが、アロマの加湿器をお部屋に置くこと。
特に冬場、ベッドのそばに置くことで喉や肌の乾燥を防ぎ、大人ニキビや風邪予防になります。
アロマは、好きな香りをいろいろ試してみるのも良いですが、特におすすめなのがローズの香りです。
さまざまな国で行われた研究で、ローズの香りが女性ホルモンに有効に働きかけるのではないかという論文が発表されました。
アロマ加湿器というと、無印のものが有名ですが
私は優しい雰囲気のする木目調のものが好きです。
バラの中でも特に香りが強く、バラの女王と呼ばれるブルガリアンローズ
まずは自分が好きな香りを見つけたい!という方のためのお試しセット。
保温効果ありの室内テントでおしゃれな部屋に
身体を温めることも大切です。
人は寒さを感じると、人恋しくなったり寂しくなったりします。
冬季うつという病気があるくらい、太陽の日差しやあたたかいという感覚は精神状態と深く関わっています。
身体があたたまると心もあたたまる、身体化認知とも呼ばれています。
冬のあったかグッズはいろいろありますが、
最近買った物の中で1番の大ヒットが、室内用のあったかテント。
閉所恐怖症とかでない限り、狭い空間は自分を守りやすい状況にあり、人は安心することが多いです。
かわいいランプやフラッグなどもつけて、
クッションたくさん置いたりして、
秘密基地つくっている感覚!
とりあえず、家にあったランプつけてみました。
タブレット入れるポケットがあり、くつろぎ空間がつくれます。
読書
読書がストレスに効果があるという研究はいくつもあり、浸透してきています。
1番は、自分のお気に入りの本を読むことです。
お気に入りの本
私が将来への不安に飲み込まれそうになってしまうときに何度も読み返したのがこの本。
失恋とは関係ないですが、自殺願望のある主人公がまったく「死のう」とする人の行動ではなくて
読んでいて、なぜだか私は気持ちが楽になります。
本の後半、主人公がエネルギーを蓄え始めた頃には、なんとなく私にも前向きな行動を起こそうという気が湧いてくる1冊です。
失恋についての本
あまり読書の習慣がない人で、とにかく悲しいけど何を読んだらいいかわからない人には、これがおすすめ。
タイトル、そのままずばりです。
自分の置かれている状況を整理するためにも、このような失恋系の本を読んで冷静になろうとするのも良いと思います。
ただし、小説を読む場合は、幸せな恋愛系の本や最終的にはよりを戻すような内容の本は読まない方がいいと思います。
読んだ後、また彼に連絡を取りたくなったり
男の人に慰めてもらいたくなったりするとロクなことがありません。
眠りにつくのが大変
日中は仕事があったり友達と過ごしたり元気に生活できるけど、夜ベッドに入ると悲しくなる、どうしても連絡を取りたくなるということがあります。
夜は、生物学的にも人は不安になります。
とんでもなく昔の話をすると、暗くなると敵に襲われるリスクも高まる為、防衛本能からか誰かのそばにいたくなるという心理がいまだにインプットされているのかも知れません。
そんなときは、オーディオブックを聴くのがおすすめ。
Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス
小説だけではなく、ビジネス書や落語まで聴けちゃいます。
失恋の傷を癒すだけではなく、勉強にもなる!
私は、元カレのことを考えて落ち込んだり怒ったりちょっと元気になったりまた落ち込んだりを何度も何度も繰り返しましたが、
ちょっと元気になったとき、とにかく彼を見返してやりたいの一心で
英語を勉強し始めました。
彼がよく、ブリティッシュジョークの英語の動画を私に見せてきて、私が英語がわからずにいるのを残念がっていたのがきっかけです。
その時はまだ、彼と何かの拍子でよりを戻せるかも、と彼にすがっていたのでしょうが
脳が回復してきて理性を取り戻すと、単純に英語の勉強が楽しくなり仕事の幅も広がりました。
失恋をきっかけに手にしたことのひとつです。
今なら、最初の1冊は無料で聴けます。
とにかく、自分が興味がある、楽しそうと思える1冊から試してみて下さい。
旅行をする
ある程度元気になったものの、特に週末はもやもや、胃がきりきりする日々。
この日常から脱したくて、週末と有給を組み合わせて5日間のヨーロッパの旅に出ました。
なかなか普通の社会人は5日間の連休を取るのが難しいかも知れませんが、週末だけでも、日帰りだけでもとにかく知らない土地に出かけて下さい。
気をつけなくてはならないのは、
・観光地に行かない
・彼を連想させるところに行かない
・前から行ってみたかったところに行かない
という3点。
観光地は、いたるところにカップルや家族がいます。
彼を連想させる場所はもちろん、「一緒に行きたいねー」なんて話をしていた場所は避けましょう。
落ち込みます。
のんびりするのも良いですが、できればアクティブに動いた方が楽になります。
傷心旅行とはよく言ったものですが、あまりぼおっとし過ぎると余計なことを考え始めてしまいます。
ファームステイとか、おすすめです。
できるだけ活動的に、人と知り合って、田舎のあたたかさに触れるといった時間が
傷を癒します。
でも、本当は可能であれば近場でもいいから海外をおすすめします。
言葉がわからない、そこに立っているだけでも不安な環境が、大変ですが良い刺激になります。
もちろん、そういうことを楽しめる人に限りますが。
私の場合、旅行中はカップルや家族連れを見て悲しくなっていましたが
旅行から帰ってきて、どっと疲れて、
やっぱり家が1番だーって思って
だいぶ元気になっていることに気づきました。
どうしようもなかった胸のもやもやが一気に消えて
何か憑き物が取れたように気持ちがすっきりしていました。
今回の思いつき行き当たりばったり貧乏ヨーロッパ旅行で重宝したのが
このブリタのボトル。
ヨーロッパは硬水で、水道水が飲めなくはないですが美味しくないですし、人によってはお腹をゆるくしてしまいます。
いちいちペットボトルの水を買わずに済んで、お金もだいぶ浮きました。
空港でも、最近では飲み水用の水道があるので、そこで水を調達することもできます。
空港の水って買うと高いからありがたい〜。
手荷物検査のときは中身の水を捨てればいいだけだし、ホテルでも水道水入れればいいし、大活躍しました。
引っ越す
旅行の後、かなり元気に過ごせていましたが
寒くなっていくのと同時に、だんだん寂しくなっていき
私の住んでいる地域は日照時間も少なく、また彼のことを考えるようになりました…。
私の誕生日に、おめでとうのLINEをもらってから
ふられた直後までではありませんが、また鬱々とした空気と
「このまま一生彼以上の人は現れなくて、1人なんじゃないか」
といったことが頭の中でいっぱいになり始めました。
そんな時、入浴後にドライヤーで髪を乾かしていたら、意識が遠のく感覚に襲われて
いっきにすべてが不安になりました。
意識が遠のく感覚と将来の不安は本来関係のないはずなのに、
その瞬間は、このままでは生きていけないと思ったのです。
もうこのままではダメになる!
と残ったエネルギー振り絞って引っ越すことに決めました。
引っ越しって、本当にエネルギーも時間もかかります。
新しい土地、新しい環境。
やらなくてはいけないことが一気に増えて、バタバタしているうちに
気がついたら心も軽くなっていました。
なかなかここまで決心するのは難しいことはわかっていますが
失恋でどうしようもなくなってしまうくらいなら、今持っているものをいったん見直して、新しくスタートするのが一番効きます。
まとめ
失恋、本当につらいです。
自分の価値がいっきに下がったような気持ちになりますし
将来の不安に飲み込まれて頭がおかしくなる感覚に陥ります。
この記事が少しでも誰かの役に立てたら幸いです。